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山村由紀


山口県下関市生まれ。

3歳の時に大阪市に転居。
小学校時代、学校で何をしていたか記憶が定かでない。
憶えているのは降ってきた雪や会話の断片、
図書館の暗いカーテン、
風に揺れる草や友達のふざけた顔など。
時間の感覚がなく、細切れの記憶が散乱している。

中学生のころから詩のようなものを書き始める。

大阪府立白菊高等学校入学。
早く自立したかったので看護師の道を選ぶ。
小説が好きで遠藤周作・安部公房などを読む。
国語の三田村先生に本を読む楽しさを教わる。
小説を主に読んでいたが、近所のユーゴ書店でふと手にした詩集、
谷川俊太郎『空の青さをみつめていると』を購入する。

某府立看護短期大学入学。
そのころから写真を始める。
詩と写真を組み合わせた作品を作る。

病院に就職後は大阪や東京で働きながら詩を書く。
カメラ雑誌を通じて知り合った人たちと写真クラブを作り撮影会に行く。

1991年
看護師を続けながら大阪の小さな出版社で雑誌のレイアウト・編集を行う。
取材記事やコラムも書いていた。

1996年
絵本画家の市居みかさんと神戸で「え+ことば展」開催。

1997年秋
大阪文学学校入学。
通学1年、通教半年程在籍。
多くの詩人と出会い刺激を受ける。
詩誌『方外』、『あにまるラヴ』の同人になる(8号まで)。
ホームページ「えんじゅ」開始。

2000年
「え+ことば展2」開催。

2001年
3月 詩の読書会「詩人を読む会」主催(2006まで毎月開催)。
7月 第1詩集『記憶の鳥』(空とぶキリン社)刊行。
12月 詩誌『Lyric Jungle』創刊(12号まで平居謙と共同編集)。
DTPを学び詩誌のレイアウトも担当する。

2004年
ホームページ「空想曲率」開始。

2006年
6月 第2詩集『風を刈る人』(空とぶキリン社)刊行。
詩誌の感想blog「詩誌流布」開始(2014年まで。以降詩誌連載へ移行)

2008年
生と死に焦点を当てた詩のアンソロジー『豊潤な孤独』(草原詩社)刊行。

2009年
水間敦隆さんに誘われ詩誌『風箋』に1号から参加。

2010年
5月 個人誌『kanpinue』創刊(4号まで)。
「朗読とインド舞踊とテイータイム」にて朗読(2019まで毎年参加)。

2013年
第3詩集『青の棕櫚』(港の人)刊行。

2014年
まとめ買いした球根をそれぞれの庭で育てる「球根倶楽部」開催(~2017)。

2016年
詩誌『詩杜』創刊。編集委員としてかかわる(年1回刊行)。
詩の読書会「知る詩る」主宰(2020年3月まで毎月開催)。

2019年
11月京都詩の朗読会「Poetry Junction」を
岩村美保子さん・あかねゆかこさんと主催。

2021年
3月 第4詩集『呼』(人間社×草原詩社)刊行。

8月 NHK文化センター京都 文学オンデマンド講座「新詩集を語る」に出演。
8月 詩集『呼』が第17回日本詩歌句随筆大賞土曜美術社賞受賞。

2022年
8月 川鍋さくさんと二人誌『Rin』創刊。
10月「お家de読書会」開催(隔月)。
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